リペアについて

現在作業内容については大きく2つに分けられます。




全分解、全キーコルク(天然コルク、圧縮コルクの使い分け)取り替え、
必要に応じてフエルトの取り替え、全キー注油、現状のタンポでの取り付け、管体清掃

ソプラノ   
アルト    
テナー
バリトン


以上の作業に全タンポ交換(板金作業無し)が加わるオーバーホール
(半年間2回まで無料調整付き)
ソプラノ  
アルト   
テナー
バリトン


その他/検査と調整

ソプラノ、アルト、テナー
バリトン         

タンポ1ケ交換
ネックコルク交換

検査と調整に、1時間を越すであろうと思われる楽器はお預かりします。

いずれにしてもご相談のうえ方向を決めたいと思います。

金額は総て消費税別です。

メーカーや製造された年によっては、金額を変更する場合があります。

板金や他の作業は別途お見積もり致します。

音程調整は調整時の基音となるキーの上がり(タンポの開き)で決めます。各メーカーのデータを

参考にします。

高音から低音までなだらかに開きを広げて行きます。(ある種のキーはその範囲ではありません)

好みによって音程、音色を変えることも可能です。

個人の趣味やいろいろな考えがあると思いますが、僕は次のように考えます。

開きを広げると 開きを狭くすると
音程は高くなる
音色は明るくなる
吹奏時の抵抗感が増す 等
音程は低くなる
音色はダークになる
落ち着いた感じになる 等

板金について   

1回の衝撃で楽器が受けた凹みは、直す為内側から何回か叩いたり、こすったり、表面にヤスリを

かけたりします。

直すためにはかなり楽器をいじめることになります。

音程、音色に変化が無ければあまり板金は勧められません。

しかし凹みや事故の程度によります。(もっとも楽器を凹ました本人はかなり凹みますが)


納期
はその時の混み方にもよりますがオーバーホールでは2~4週間ぐらいとなります。

お陰様で全国から楽器をお預かりしています。


宅急便で送られる方はハードケースに楽器をお入れ下さい。

ケース内のがたつきは、梱包材やぼろ布をつめて安定させて下さい。

ケースを段ボール箱に入れます。

段ボール箱とケースの周りの隙間に梱包材、ぼろ布、新聞紙等を入れて下さい。

ケースを梱包材でくるんでも結構です。段ボール箱をテープでしめます。

宅急便係員に取り扱い注意、精密機器扱いと指示して下さい。

こだわりがなければ、黒猫ヤマトさんが丁寧らしいです。

運送費はお客様負担とさせていただきます。こちらからは着払いでお送りいたします。

運送上の事故は責任を負いかねますので宜しくお願い申し上げます。

ご心配の方は保険をおかけ下さい。


何か質問、心配な事があれば遠慮なくメール、お電話下さい。

それでは皆様宜しくお願い申し上げます。有り難うございました。

私が柳澤楽器に入社して手掛けたSAXOPHONEの数は20年間で約10万本になります。

高い技術を持つリペアマンにとって、音程、音色、吹奏感etc.を調整する事は、さほど難しい事では

ありません。 各キーの仕組みによって、異なった質のコルクを使い分けたり、各タンポの開きを 0.2~

0.5mmの単位で変えたりしながら、様々な技術と工程を経て、調整に当たります。 同時にリペアマンや

楽器製作者は、音楽シーンや、演奏者がSAXに今何を求めているのか、それを読み取る耳と感性が

必要ですし、自らも演奏出来なければ、お客様の要求に応える事は出来ません。

私が柳澤管楽器(株)に入社して、すぐに始めた社内でのバンド作りや、個人レッス ンは以上の理由

からです。合宿やコンサートも開きました。

  お客様の要求には充分な話し合いの元、誠意と技術を以てお応えしたいと思います。

CONGO SAXOPHONE工房のリペアは、プロミュージシャンをはじめ、ジャズ、クラシッ ク、吹奏楽

愛好者の方々、都内有名楽器店、楽器輸入会社から高い信頼をいただいております。

REPAIR

CONGO SAXOPHONE工房
 横浜市中区元町1-77-8キャニオンマンション102
 TEL/FAX  045-641-4164
 URL      http://www.congo-sax.com
 E-mail     congo1953@yahoo.co.jp
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リペアの写真、UPしました!